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PRODUCTION NOTE

すべては70秒のパイロット・ムービーから始まった

西洋剣術指導を務めたのはジェイ・ノイズ。中世西洋剣術講師で、アメリカで中世剣術愛好会(SCA)に参加し、のちに日本で西洋甲冑愛好会「し、現在は『キャッスル・ティンタジェル』を立ち上げ西洋甲冑剣術を指導している人物だ。 『ベルセルク』の世界のファンタジー性を残しながら、構え、足さばきに至るまで本格西洋剣術を表現すべく監修した。 モーションキャプチャーされた剣さばきを分解しカットに合わせて再構築をした。 また、両刃の剣を振りまわすダイナミックな殺陣は、アニメーションディレクター・岩瀧智による綿密なるコンテを元に実現している。

パイロットムービー

音と美術によって雄大なる世界と歴史を顕す

ドラマチックな主題曲は、テレビアニメ版やゲーム版の音楽を担当して強烈なイマジネーションを引き起こし原作ファンからも絶賛された奇才・平沢進によって紡がれた。 荘厳な劇中音楽は、『ヱヴァンゲリヲン』などの鷺巣詩郎。『ベルセルク』のフィロソフィーに迫るべく黄金時代篇のために26曲に及ぶ楽曲が制作された。 そして、音響デザインは笠松広司が担当。荒ぶる剣たちがぶつかり合う研ぎ澄まされた音の構築など、音によって圧倒的臨場感を演出している。 当初、『攻殻機動隊S.A.C.』などの竹田悠介担当でスタートした美術も、三部作になったことでシーンごとに美術監督を配置するスタイルに変更。 『いばら王』の中村豪希や「鉄コン筋クリート」の木村真二、『Genius Party』「次元爆弾」の新林希文ら、そうそうたるスタッフが参加している。 また背景としてスタジオジブリの髙松洋平、福留嘉一、『スカイクロラ』の久保田正宏も参加、黄金時代篇ならではの光あふれる世界と、グロテスクな世界のコントラストを描く。

そうそうたるスタッフが雄大なる世界を描く

3DCGを自社開発するSTUDIO4℃の力量

当初、大長編1本を想定して進んでいたプロジェクトだが、黄金時代篇を描ききるため、コンテを切る段階で長編三部作へと膨らんでいく。 第一部が1,114カット、第二部が1,257カット、第三部が1,591カット……全篇総カット数  3,962カットという大ボリュームだ。 連作の劇場版アニメは昨今珍しくないが、それらは各1時間未満の中編であることがほとんど。 『ベルセルク 黄金時代篇』は、第一部約80分、第二部約100分、第三部に至っては約110分余りの長編となる三部作を2012年内というわずかなスパンで楽しめる前代未聞の大作アニメーション映画となる。

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