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PRODUCTION NOTE

すべては70秒のパイロット・ムービーから始まった

2008年5月30日、1本のパイロット・ムービーによってベルセルク・サーガ映像化プロジェクトへの扉がついに開かれた。 過去放送されたテレビシリーズ以降も映像化のオファーが絶えなかったベルセルクだが、原作者・三浦建太郎と白泉社担当編集・島田明の心を動かしたのは、LUCENT PICTURES × STUDIO4℃が制作した70秒あまりのパイロット映像だった。 パイロット制作の時点で監督の窪岡俊之、キャラクターデザイン・総作画監督の恩田尚之らが参加。 3DCGの迫力と2D作画による繊細な表現を融合させたハイブリッドな描写で甲冑戦争モノとしてのスケール感・臨場感を表現し、映像で魅せる最新のベルセルクの世界観を示したのだった。

パイロットムービー

黄金時代篇でなければ意味がない

最強かつ長大なるダークファンタジーであるベルセルク・サーガをどのエピソードから描いていくか。 以前のテレビシリーズですでに黄金時代篇が描かれていたため別のエピソードから始める選択肢も思案されたが、脚本を依頼された大河内一楼の「黄金時代篇からはじめるのでなければ意味がないと思う」という声に動かされ、決定した。 それは、ガッツとグリフィスの運命の出会いから鷹の団の栄達、グリフィスの絶望、そして世界を一変させる《蝕》までが語られるベルセルク・サーガの起点にして最大のスペクタクル。 生と死の狭間で耀くエロスとバイオレンスとともに濃密に描く。

総上映時間およそ5時間にも及ぶ前代未聞の長編連作

当初、大長編1本を想定して進んでいたプロジェクトだが、黄金時代篇を描ききるため、コンテを切る段階で長編三部作へと膨らんでいく。 第一部が1,114カット、第二部が1,257カット、第三部が1,591カット……全篇総カット数  3,962カットという大ボリュームだ。 連作の劇場版アニメは昨今珍しくないが、それらは各1時間未満の中編であることがほとんど。 『ベルセルク 黄金時代篇』は、第一部約80分、第二部約100分、第三部に至っては約110分余りの長編となる三部作を2012年内というわずかなスパンで楽しめる前代未聞の大作アニメーション映画となる。

前代未聞の長編連作
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